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2019.12.25



ロンドンの12月はとても風が冷たく冷え込んでいました。
グリーンパークの木々もすっかり葉を落としていましたが、相変わらずリスたちは元気に走り回っていました。
今回はアクシデントに見舞われ、パリに移動しているはずなのに公園の散歩に変更です。本当に何が起こるかわからないのが人生です。
今年も残すところ数日となりました。
このところ、政治の世界でも自然界でも何か大きな流れの変化が起こりつつあるように感じます。
来年は星占いの世界ではとても大きな変化の節目をむかえます。
ヴィクトリア時代の始まるころ、日本では幕末の動乱期の始まるころ、つまり1840年頃から続いてきた地の時代が終わり風の時代が始まります。これまでの土地、重工業、不動産、地下資源優位の時代から知識、コミュニケーション、移動、データ、イメージ、などが優位となっていく時代に変化していく、その転換点に差し掛かっているのです。
いわゆるグレートコンジャンクションですね。
私達は日々の生活に追われているので、静かに立ち止まって耳を澄ましてみないと見過ごしてしまいますが深いところで大きな変化が起こっているのです。
ロンドン市内の土地は王族と限られた数の貴族によってそのほとんどが所有されています。だからこそこのような風景が大都市の中心部に残されているのですが、いつかはこの頑丈な格差構造が変化するのでしょうか?
2019.9.1



今年の夏はオーストリアからスイスを尋ねました。ロンドンからウィーンを経由してザルツブルク音楽祭ブレゲンツの湖上のオペラを巡ってきました。
ザルツブルク音楽祭では久しぶりのウィーンフィルの演奏を楽しめました。最近は正装の人が多くジャケットだけでは少々場違いな感じが否めません。翌日電車でブレゲンツへと移動しました。
数年前に観たブレゲンツの湖上のオペラは「トゥーランドット」でしたが、今年は「リゴレット」です。今まで見たこともない意表を突く舞台でしたが、とても楽しい演出でした。
日が暮れて空がブルーに染まる9時頃に 始まります。徐々に藍色に変わり辺りが暗くなるににつれて舞台に引き込まれて行きます。
第二次世界大戦後に始まり次第に舞台装置も演出も豪華になり、ウィーン交響楽団の夏の風物詩として定着してきました。
2019.7.29



世界で最も豪華な宮殿といわれるヴェルサイユ宮殿を訪ねました。
広大な敷地の右奥にひっそりと佇むプチトリアノンとナポレオンが居を定めたグラントリアノンです。
マリーアントワネットがフランス革命直前までガーデンの改良工事を続けていたプチトリアノン。自然の風景が広がりフランスの鄙びた田舎の雰囲気が溢れていました。イギリスの風景庭園とはまた異なる意匠が随所に見られ興味深いガーデンでした。一体彼女はこのガーデンに何を求めたのでしょうか?
2019.4.25




この2年間にわたって北海道のガーデンやイギリスのカントリーハウス&ガーデンでの撮影をまとめた「アンティークシルバーのある暮らしU」が6月3日に出版されます。
1冊目の「アンティークシルバーのある暮らし」に続いて2冊めの本です。
北海道には雄大な自然のなかに素晴らしいガーデンがたくさんありますが、今回はガーデンを背景にアンティーク銀器や陶磁器を使ってお茶のシーンを作ってみました。アンティークの存在感は自然の中でさらに輝きを増し、長い時間が凝縮されたような感動を与えてくれました。
この素敵な瞬間は瞬く間に過ぎ去ってしまいますが、その記憶は画像とともに書籍の中で生き族けます。

先日いらした方の質問の中で、「私はあまり直感が良くないのですが、どうしたらよくなりますか?」と聞かれました。
「自分自身の心の声を大事にしてください」「ご自分の直感を信頼してください」とお話していたときでした。

もともと、ほとんどの人は直観力を持っており、日々その恩恵に預かり、助けられたり、教えられたりしているのです。ただ、難しいのは直感を得ることではなく、得た直感を自分の行動に活かす勇気を持てるかどうか?にあります。
長い間努力を続けてきたことをあきらめるとか、目的地の手前で引き返すとか、現実には大きな困難を伴う判断が迫られることが多いです。

だからこそ試練だともいえます。

しかし、自分の心の声を人生に活かせるようになると、人生の風景がガラリと変わって見えるようになる瞬間を体験するようになってきます。

2019.1.22




昨年の秋が深まる頃イギリスの南西部に位置するバースに行って来ました。
18世紀を代表する建築でありながら現在も現役でその一部がホテルとして宿泊することが出来るロイヤルクレッセントをたずねました。
グリーンの芝生に銀杏の葉が朝日を反射して輝き空気は冷たいものの散歩日和の朝でした。
アーチ上の真ん中あたりのbP6の部分がホテルになっていて裏庭にある建物にレストランとゲストルームが併設されています。
夜になると其々のお部屋からレストランにゲストが集まりお食事が始まります。

私達のアンティークを探す旅も随分長く続いていますが、其々の親達4名の介護に始まり認知症の進行、病院通い、パーキンソン病、介護認定、徘徊、身体障害者の申請、施設探し、そして義父が亡くなり、昨年には父も亡くなり、今は同じ施設に母親二人が仲良く暮らしています。
いつもいつ何が起こるかわからない毎日ですが、何事も無く仕事が出来る一日がとても貴重です。
親の介護はもちろん待ったなしの状況で次々と押し寄せてきますし、先の見えない道のりなので、途方に暮れることもありますが、何とか二人で助け合いながら出来るだけ自分達の仕事&やりたいことを実行していこうと話しています。


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