2003.8.30 |
先日、人生の大先輩の方の観命をする機会がありました。その方の観命表をつくりながら、あまりの波乱の人生に我ながら考え込んでしまいました。壮年期での大きな手術、仕事での失敗、その上、子供のことでの運命的な重荷などなど・・。しかし、静かに命式を観ているうちに重大な見落としのあることに気がつきました。
難解なことで知られる『淵海子平』の中でも成格47格はかなりの熟練を要するのですが、そのひとつに成格しているのです。
これは、トランプのポーカーの場合で言うと、フルハウスとかストレートフラッシュなどが出来ている状態です。つまり、この大先輩の場合で言いますと、大きな波乱はあるものの、それらを乗り越えて人生を全うし最後は、ゆったりと自分の人生を振り返ることが出来るということなのです。命式は象徴言語で書かれた暗号のようなものですから、これを読み解くのは本当に難しいとおもいます。
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2003.6.29 |
簡易鑑定のページを新しく作り直しました。
ご興味のある方は一度お試しください。
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2003.3.23 |
世の中は大きく動いているようですが、ようやく札幌も春の息吹きが感じられるようになってきました。
今回は”自分の人生を変えるためにはどうしたらよいのか”について考えてみたいと思います。
人生を変えるということは生き方を変えるということになりますが、これは頭で考えていてもなかなか難しいことです。
私達はただ知識を得たり、瞑想をしたりしても人生をかえることは出来ません。 実際に自分で決断し、行動に移して始めて変化のきざしをつかむのです。 例えていえば、車の運転のようなもので、いくら運転技術の本を読んでも実際に車を動かしてみない事には、いつまでたっても運転は覚えられないのと同じです。 結果など考えずに自分の心の求めるままに行動していくことが一番大事なことです。
私達の運命のかなりの部分は、あらかじめ決まっていますが、だからと言って与えられた自分の人生を そのまま受け入れて生きていくのは過去を生きるのと同じことです。
本当は、私達は生まれる前に、今回の人生でどのような課題に挑戦しようかと考え、それにふさわしい条件に合う両親のもとに生まれて来ているのです。つまり、自分で宿題を選んでいるのです。ただ、表面上は忘れていますが、心の深いところでは自分自身が一番良く知っていることです。 私達鑑定家の役目はそれを教えてあげることですが、殆どの人は、そういえば自分もそう思っていましたと言う方が多いのです。人間はどんな人でも直観力をもっていますから、心を静かにして自分と話してみると、だれでも見えてくるとおもいます。
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2003.1.6 |
新年おめでとうございます。
厳しい世相ではありますが、今年もよろしくお願いします。
よく、今年はどんな年ですか?という質問をうけますが、本来、運命鑑定というのは個人についてのもので、国とか民族の運命は鑑定の領域を越えてしまいます。ただ、そのグループの象徴的な人物やTOPの人間の運命を観ることでおおまかな予測は可能です。もうひとつの方法としては、人の運命鑑定と同じように、運命サイクルを歴史に当てはめていく方法もあります。
後者の方法で観ると、今年は癸未という年なので一番近い年では昭和18年と同じです。この癸未は別名,楊柳木と呼ばれていますが、その意味する所は、絹糸が甘い縒りでまとまらずフラフラと漂っているような状態をいいます。これを一人の人物としますと、運気は土のなかに閉じ込められてまったく動かず、心に憂いを抱いて活気に乏しいと観ます。学問や技術的な分野での発展はありますが、全体としてはかなり苦しい状態が今後も続くことが予想されます。
ただ、個人の運勢は、ある程度は全体の波の影響を受けますが、全く別物であり、このような時代にあっても順調に業績を伸ばしているところもたくさんありますし、ゆったりと幸せに生きている人たちもたくさんいるのです。
要は、各人の生き方によって決まってくるものなので、自分自身をいかに幸せに導くかを工夫して実行している人がどんどんよくなっていくのが見えない世界の法則です。
今年も、焦らず気を抜かず、そして真剣に、運命改善に取り組んでみませんか?
そのためにも、是非、観命をおすすめします! また、ご質問等ございましたら、気軽にメールして下さい。
それでは、今年も、一年間よろしくお願いします。 |