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2015.11.30



今月上旬はロンドンからパリへ行っておりました。エリーゼ宮の近くに滞在しシャンゼリゼからプティパレまで歩きましたがまだ温かく穏やかな気候でした。 日本に戻ってテロのニュースを聞き本当に驚きました。
パリはいつ訪れても新しい発見のある楽しい街です〜このような悲しい事件は二度と起こらないよう祈ります。

先日いらした方はこちらもお話しするのが辛く、どのように話したら分って頂けるか難しい観命相談でした。

お姉さんが弟さんを心配してご相談にみえられたのですが、弟さんの 観命表に現れていた人生とは・・・・?

人生の前半は、多少の変動はあるものの仕事ではある程度の成功をし結婚をして子供も授かり・・・と、それほど苦労もないのですが、中年期になって事業に失敗し結婚も破綻、家族も仕事も失って生きる意欲さへ失ってしまう・・・・。

ご本人にとっては、理由も分からずただただ自分を責め、立ち直るきっかけも掴めず、子供たちにも疎まれ自暴自棄になっていく・・・。

慰める言葉もみつからない人生ですが、このような事態に遭遇したときは、原因を考えたりその理由を探しても答えは見つかりません。
このようなときは、激流の中に飛び込みとにかく向こう岸までたどり着くしかありません。
まず、自分自身を活かす道を見つけることが最優先です。人生を生きる意味は、起こってくる出来事の中にはありません。自分で探して見つけるものが人生の意味なのです。

自分の持つすべての経験と勘を総動員して困難な状況から自分を救いだし幸せへと導いていく〜まさに人生のハイライトの時間をいきているのです。

生まれる前に自分自身が自分に課した宿題ですから逃れる道はありません。正面から受け止めこれを克服するしかないのです。

本当はとても祝福の多い人生と思います。
このことに早く気が付き感謝と祝福の人生を歩ける日が来ることを願って止みません。

2015.10.29




今月は10日間程大阪の住民となっておりました。
前回の続きです。アムステルダムから電車でハーグに移動し駅からほど近いマウリッツハイス美術館に向かいました。

没後150年もの間忘れられていた後に発見された奇跡の画家フェルメールにようやく会うことができました。

感動の時間に感謝です。

2015.9.5




先月は、イギリスからオランダへ向かいました。
アムステルダムを拠点に電車でハーグやデルフトを訪れました。
街中に運河があり、観光船でぐるりと運河めぐりをしてからゆっくりと街を歩きました。古い街並みと運河の織りなす景観がとても調和していて、観光客も多いのですが、ゆっくりと歩き回れる街でした。
今回の目的は、長い間改装中だった国立ミュージアムが昨年ようやくオープンし、なかなか評判も良いので是非訪れてみたかったのとオランダの地方都市を巡ってみたいとの長年の想いを実現させるため・・・でした。

まだ高校生の時、英語のリーダーの教科書に「ゴッホの手紙」の一説が引用され、彼の部屋の絵が載っていました。とても印象に残り、後で切り取って部屋の壁にピンで留めておきました。
数十年ぶりにその絵との再会です。
国立ミュージアムの隣が「ゴッホ美術館」なので便利ですが、 画集や写真で見慣れているはずのゴッホの絵が、実物と対面してみて新鮮な発見が沢山ありました。

その一つ目、画集では良くわからなかった「ひまわり」の絵が、実物は密度が濃く迫力があり、しかも溢れる優しい情感が迫ってきてとても感動しました。
その二つ目、亡くなる少し前に書き上げた「カラスの飛ぶ麦畑」ですが、実物は不安を掻き立てるような不気味さもなく強い印象を放ってはいませんでした。
ゴッホが弟テオにあてて書いた手紙を読み、長い間に自分勝手に印象を作り上げていたのかもしれません。

いつかは行ってみたいと思いつつ、ようやく訪れることが出来ました。

実は、それぞれの両親4人の介護を続けているのですが、アルツハイマーを患う義父が終末期と診断され、訪問ドクターさんや看護師さん&ケアマネージャーさんの助けをお借りしながら日々を過ごしている状態です。義母も関節リューマチと認知症で、近くに住む父と母も身体障害者とパーキンソンと言う難病を抱えており、なにごとも起きない1日はとにかく感謝の1日です。
このようななかで続けている今の仕事ですが、いつまで続けていけるのか先のことはわかりません。しかし、今出来ることに感謝しつつもう少し続けていきたいと思っています。

2015.4.30




めまぐるしく変化するロンドンですが、先月は現代の大聖堂ともいえる総ガラス張りの高層ビル〜ザ・シャードで食事をしてきました。

高いところは苦手なのに、相棒に誘われて結構高い所にもでかけています。天空のレストランでとても美味しい中華をいただきました。景色はすばらしかったのですが、居心地はちょっと微妙でした。

実は、ロンドンから帰った頃から体調が悪化し、再手術を受けておりました。一度大きな手術をするとなかなか体力がもとに戻らず出張も難儀しましたが、今は何とか回復し毎日の散歩を日課にしています。

人生というのは本当に何が起こるか、誰にも解りません。確かなことは、今現在自分が生きていて、今ここにいることです。

同じ場所を再び訪れても、同じ経験をすることはありません。同じ時間は二度と経験出来ないのです。
いつもと同じ散歩コースを歩き、いつもと同じ朝食を前に、いつもと同じ相棒と、いつもと同じような話をし、・・・・。

ごく普通の生活が明日もまた続くのかは・・・わからないのです。

しかし、私たちは日々自分自身を癒し続けています。 毎日起こる様々な出来事、事件、悩み、困難を毎日乗り越え、克服し続けているのです。

時には、自分のからだを休め、自分の心をいたわる時間を持ってはいかがでしょう。

私達一人一人がこの世界の現実の一部です。
私達の毎日の考える事、選択すること、その行動がこの世の現実の一部分を形造っているのです。
自分自身をいたわり、癒してこそ、生きる力を得ることができるのです。

「自分が正しい事をしていれば、自分の身に悪いことが降りかかるはずはない」〜誰でも落ち込む理性の罠の一つです
理性で判断しようとすると、世界は全く理不尽に動いていて、どんな人でも逃れることはできません。

このジレンマから逃れるには、理性を捨てることが第一です。

魂の闇夜を照らしてくれるのは、理性ではなく、現実を素直に受け入れる謙虚な心と祈りです。


2015.1.30



次の次の国王となるジョージ君の住んでいるケンジントン宮殿&ロンドン・アイ側から見たビッグベン〜150年ほど前に作られ今も現役で活動を続けているアンティークの王様!ですね。

今週は東京からのお客様の観命でした。
お仕事で度々札幌を訪れる機会が多いとのことでしたが、何かのご縁に導かれて私達のお店にいらっしゃいました。

小さな会社に長年勤め経営陣のメンバーに抜擢されながら、社長さんや他のメンバーとの軋轢に悩み、しかも会社自体が存続の危機を迎えている・・・。
大きな変動の嵐が押し寄せていて一刻の猶予もなさそうに見えます。

しかし、真実は回りの人間関係や会社の事情ではなく、自分自身が変化しなければならない時期に差し掛かっているだけなのです。
ご本人が今までどおりの生き方を続けていては、この先どんどん行きずまり、自分が成長するどころか生きていくことが苦痛になったり、いずれは病気や怪我などで人生を終えなければならなくなる・・・・。

まさに試練の時ではありますが、試練というのは神様からの祝福であり贈り物なのです。それまで自分の人生を支えてくれた常識や考え方、仕事のやりかた、人とのつきあいかたなどのなかで、もう役に立たなくなったものは整理して脇に置き、新たな生き方や考え方を模索すべし!・・・。そういう時期のことを変動期と呼んでいるのです。

もちろん、経済的な心配や将来に対する不安のために自分の心の求める生き方を躊躇したりあきらめる人が多いのも事実です。

でも、心配や不安のために何もしないのは本当に残念なことです。
私達の身体は神様からのレンタルです。いつかは返さないといけない。その時自分が持っていけるのは魂に残る経験や感動、そして成長した心だけです。

もっともっと、人を愛し、仕事を楽しみ、生かされているこの地球に感謝しつつ、自分の心を大事に生きていきましょう。

最後にこの言葉を贈ります。

「人は感情的な支えがなくても、また自分自身や他者を愛さなくても世の中を渡っていくことは出来るが、成長することは出来ない」



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